心理カウンセリング『ケア&キュア』 人間関係の改善、うつ病・不安症の克服、仕事に自信を持ちたい方、女性カウンセラーが丁寧にお話を伺い、解決へと繋げてまいります【広尾駅1分】


心理カウンセリング ケア&キュア 【東京都・広尾】

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人間関係の悩み・対人不安


上司を、パートナーを、変えることはできません―しかし、自分がほんの少し変わるだけで、人間関係は大きく変わります。  

 

人間関係の悩みがもたらすものとは?

良好な対人関係を築くことは、人生にどのような意味があるか?

『対人不安(対人恐怖)』とはどのような状態か?

人間関係を改善していくためには?

 

  【はじめに】

 

職場の上司・同僚、夫婦やパートナー、友人との間で、望ましくない人間関係が続いている場合、それを改善することは、自分の心が解放されるだけでなく、持っている本来の力を発揮する土台ともなり、より大きな自信を持つことにも繋がります。  

 

また、ある人との人間関係を改善することで、周囲の他の人たちとの関係もより心地よいものへと変化していくことが多くあります。

 

対人関係の悩みの奥には、相手に対する思い込み、そして自分に対する思い込みが潜んでいます。それらをより柔軟なものへと弛めていくことで、「これしかない」と思っていた相手とのコミュニケーション方法の幅がどんどん広くなっていきます。

 

 
人間関係の悩みがもたらすものとは?  
 
知らず知らずに心の自由を奪われ、行動の選択肢が限定された状態になります  
 
私たちが抱く悩みの9割は、人間関係によるものと言っても過言ではありません。 人間関係の悩みと無縁だという人の方がごく僅かであり、何ら特別なことではないのです。  
 
Fotolia_88752081_XSだからと言って、「取るに足らないことだ」「みんな我慢しているんだ」と、自分を情けなく感じたり、ただ耐えることを自分に強いてしまえば、 知らず知らずに心の自由を奪われ、「こうするしかない」と、行動の選択肢が限定された状態に陥ることになります。    
 
うつやパニック、不安症などの発症や再発にも、人間関係は非常に密接に関わっています。   以下のようなことが、人間関係の悩みの傾向として多くあります。  
 
家族・親子
・実母との関係が良くなく、話すことや一緒に過ごすことが苦痛
・家族全員が父親、あるいは母親の顔色を伺っており、息苦しい
・子供との対話がうまく行かず、拒絶される
・子供にイライラし、叱りすぎてしまう  
 
夫婦・パートナー
・夫が、妻が、自分を認めてくれていない
・相手の機嫌を損ねないようにと、ビクビクしてしまう
・相手を信用できず、浮気も疑っている
・すれ違いが多く、心を通わせられていない  
 
上司・同僚
・上司からのプレッシャー・要求が重い
・自分の考えや主張を受け入れてもらえない
・同僚の対応が冷たく、居心地の悪い思いをしている
・自分は周囲から能力が低く役に立たない人間だと思われている
・離婚・離別を考えているが、このままでいいのかどうかわからない  
 
友人
・距離の取り方がよくわからない
・突然批判めいたことを言われ、友人関係が壊れてしまった
・苦手意識を持ってしまう人がおり、不自然な態度をとって自己嫌悪に陥る
・友人同士の集まりや、メール・LINE等のやり取りが苦痛  
 
ある対象との関係の悪化が、その両者だけの問題では済まなくなり、他の事柄にも波及することが多くあります。
例えば、子供を持つ夫婦の関係が良好でなければ、必ず子供にも類が及ぶでしょう。 仕事にも差し支えるかもしれません。  
また、上司や同僚とのコミュニケーションがうまくいかないという悩みを抱えていれば、仕事で自分本来の力を発揮することも難しくなり、より一層自信を無くすことにも繋がります。  
 
「相手はこう思っているのではないか」「自分にこんな評価を下しているのではないか」ということは、どんなに頑張って考えても正解がわからず、不確かなものです。 しかし、その不確かな思い込みに委ねて行動を取っていると、常に不安がつきまとい、真実も見えづらくなってしまうのです。
 

 

良好な人間関係を築くことは、人生にどんな意味があるか?  

 

自信と安心を得られ、様々な困難に打ち克つ力が湧いてきます  

 

『相手を尊重し、思いやる心』を互いが持ちながら、コミュニケーションを取れている状態… それこそが、良好な人間関係と言えます。

「自分のことを気遣い、助けてくれる人がいる、そして自分も相手の力になれる」という自信と安心は、何よりも強いエネルギーとなるでしょう。

 

たとえ仕事で大きな困難を抱えたり、友人とトラブルがあったとしても、家族との間で確かな人間関係を築けていれば、困難に打ち克つ力は自ずと湧いてきます。 そして、そのことを家族に感謝することで、家族のひとりひとりの心にもまた、自信と安心が育まれます。  

 

うつやパニックなどの心の病が回復するためには、日常の心の安定が不可欠です。

良好な人間関係を身近な人々と築くことは、心の安定のための大きな土台となり、回復を早めるだけでなく、再発の防止にも繋がります。

 

 

『対人不安(対人恐怖)』とはどのような状態か?  

 

人は誰しも、多くの人から注目される場面や、初対面の人と話すような場面では緊張を覚えるものであり、それはとても自然な反応と言えます。

しかし、その緊張の度合いが恐怖とも言えるレベルのものであったり、緊張すること自体を異常なことだと思い込んでいるような場合、対人不安(対人恐怖)症の可能性があります。  

 

Fotolia_90052039_XS昔から社交的な性格であったとしても、とても信頼している人に裏切られたといった経験があった場合、“人間不信”に留まらず、対人恐怖を発症するきっかけに充分なりえます。  

人の視線を過度に意識し、動悸やめまいを生じたり、赤面症・多汗症といった症状にまで及び、社会生活が困難なレベルまで達することも多くあります。

 

 

人間関係を改善していくためには?  

 

自分の内なる“期待”と“思い込み”に目を向けること、相手の話をよく聴くことから始めます  

 

円滑なコミュニケーションを阻害し、人間関係を悪化させている要因には、知らず知らずに抱いている“期待”と“思い込み”が大きく関わっています。  

 

・「相手にこうしてほしい」「自分の価値観と同じであるべきだ」という“期待”

・「相手はこう思っているに違いない」「自分の気持ちや期待は相手に伝わっているに違いない」という“思い込み”  

 

人間関係を改善していくために大切なことは、第一に、

『どんなことを相手に“期待”しているのかを理解し、自分を“思い込み”で縛っていないかどうかを観察してみること』です。  

 

そして、その“期待”や“思い込み”の根っこには、多くの場合、今までの人生で時間をかけて培ってきた、自分の中で核となるような考え方が隠れています。

カウンセリングでは、その考え方を、より柔軟で、自分にとって行動しやすいものへと弛めていくアプローチをしていきます。  

 

beautiful asian businesswoman in the parkそして実際に、これまで避けてきた状況にも少しずつチャレンジ(=行動)し「大丈夫だ」という実感を積み重ねていくことも、考え方をより柔軟にしていきます。  

もしも、似たようなパターンのトラブルを繰り返している場合は、幼少期からどのようなことがあったか、何を感じていたか、を振り返ってみることも有効です。

(→アダルトチルドレン・親子の関係)  

 

そして、もう一つ、とても重要なアプローチは、『相手の話をよく聴くこと』です。  

 

当たり前と思われるかもしれませんが、相手の話を否定せず、遮らずに理解をしながら聴くことは、案外難しいものです。

相手の話をじっくりと聴くことで、相手は「自分を認めてもらえている、尊重してもらえている」と感じます。 また、聞き出せた内容から、相手が本当はどんな考えなのか、どんな人柄なのかを紐解く手がかりがたくさん得られます。  

 

対人不安を抱え「何を話せばよいかわからず、頭が真っ白になる」という人にも、この“聴き上手”になる方法はとても有効です。  

 

その他、自分の意見や主張を、相手に効果的に伝える方法を身に着ける『アサーション・トレーニング』も、ご要望に応じてご提案させていただきます。

(『相手の話をよく聴くこと』は、アサーションを身に着ける上でもとても重要になります)      

 

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