今日から使える!アロマセラピーで手軽にストレスを解消
仕事やプライベートで、何らかのストレスを感じたときには、溜め込む前に解消することがとても大切です。
ストレスの解消法として多くの人が取り入れているものには、
・適度な運動
・気の置けない友人とのおしゃべり
・旅行やドライブ
・趣味に励む
・美味しいものを食べる といったものが挙げられるでしょう。
これらを楽しむことが、抱えている問題の根本的な解決にそのまま繋がるということはないかもしれません。
しかし、日頃から自分の心を安定させる、いわばメンテナンスの方法を実践していることで、いざストレスを感じたときに、より前向きにそれを乗り切れるだけのエネルギーを得やすいことは間違いありません。
また、自分の頭の中を大きく占めていた問題に、穏やかな気持ちで向き合うことができれば、「それほど悩むことではなかったかもしれない」「こんな解決策があるかも」と冷静に対処することができるようになります。
心理カウンセラーなど、人の心を深く扱うことを仕事にしている人たちは、自分の心の安定を保つことが、ご相談者様と真摯に向き合うために絶対に必要なことです。したがって、自分なりのストレス解消法を必ず実践し、メンテナンスを怠らないようにしています。
今回は、最も手軽に始めることができる自然療法のひとつである、アロマセラピーについてご紹介いたします。
(保有資格:日本アロマコーディネーター協会認定 アロマコーディネーター)
どこかへ出かける必要も、特別な器具もいりません。
精油(=エッセンシャルオイル)の選び方によっては、ストレス解消だけでなく、自律神経やホルモンのバランスを整える効能等も期待できます。 普段の生活に、アロマを取り入れてみませんか。
目次
1.アロマセラピーの効能を知り、楽しく簡単に取り入れよう
1-1.期待できる効果はこんなにたくさん
アロマセラピーでは、植物の花、葉、茎、実、木などから抽出された精油(=エッセンシャルオイル)を使用することが基本ですが、その香りを嗅ぐことで自律神経や心のバランスを整えたり、体温やホルモンバランスを調整してくれる効果があります。
またマッサージやお風呂などに使用した場合は、皮膚から血液・リンパ液へ吸収されていきます。
以下のような症状に、アロマセラピーは効果があると言われています。
【心の症状】
・イライラを落ち着かせたい
・落ち込み気分を解消したい
・ストレスがたまっている
・不安を落ち着かせたい
・やる気を出したい
・集中力をつけたい
・ぐっすり眠りたい
・幸せな気分を感じたい
・リラックスしたい
・朝、すっきり目覚めたい
・夜、眠気を覚ましたい
・憂うつな気分
・記憶力を増したい
【体の症状】
・風邪(予防・緩和)
・鼻づまり
・冷え性
・膀胱炎
・ホルモンバランスの調整
・肥満の予防
・冷え性
・血行の改善
・更年期障害
・月経痛
・月経前症候群
・肌荒れ
・軽いすり傷、切り傷
精油にはとてもたくさん種類がありますし、効果も様々なので、本格的に始めるのは骨が折れますが、 好きな精油を組み合わせて、自分のオリジナルの処方で気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。
嗅いだときに「いい香りだ」と感じた精油が、そのとき体が求めているものだったりします。
1-2.お好みに合わせた取り入れ方で、手軽に始められます
アロマセラピーには、様々な楽しみ方があります:
・芳香浴…アロマポットやディフューザーなどで香りを拡散させる
・入浴…お風呂に精油を垂らして、入浴する
・スチーム吸入…洗面器に熱めのお湯と精油を入れて顔を近づけ、蒸気を吸入する
・アロマトリートメント…精油を混ぜたオイルで、体や顔をマッサージする
・手浴・足浴…洗面器にお湯を張り、精油を垂らして足や手をつける
・スプレー…精製水・アルコールと精油を混ぜて部屋にスプレーする
その他、もっと手軽に、ハンカチやティッシュに数滴垂らしていつでも嗅げるよう持ち歩いたり、枕元に置くだけでも、立派なアロマセラピーとなります。 また、風邪の流行する時期、寒い時期などであれば、マスクに1滴くらい、ラベンダーやティートゥリーを垂らして装着することで、免疫力がアップし感染予防に繋がります。
2.【症状別】:アロマオイルの楽しみ方 レシピのご紹介
改善したい症状に合わせ、簡単に作れるアロマグッズをご紹介してみました。 自分が好きだと思える精油を組み合わせてオリジナルの香りを楽しめるのも、アロマセラピーの醍醐味のひとつです。
こんな方に | おすすめの楽しみ方 | おすすめの精油例 |
---|---|---|
・不安感がある ・幸せな気分になりたい ・空気を清浄に保ちたい ・とにかく手軽に始めたい ・火や電気は使いたくない | 『エアーフレッシュナー』 スプレーボトルに、無水エタノール30CCとミネラルウォーター20CCに精油を3~4種類(合計40滴程度)ブレンドし、良く振ります。 カーテンやクッションカバーなどにつけても良いでしょう。 | ラベンダー ゼラニウム スイートオレンジ ユーカリ 等 |
・リフレッシュしたい ・暑い夏にすっきりしたい ・バスタイムが好き ・発汗を促したい | 『入浴剤(バスソルト)』 容器に天然塩20gに、精油を4滴程度をブレンドして良く振ります。 肌の弱い人は、2~3回に分けて使うといいでしょう。 | ローズマリー ペパーミント レモン 等 |
・リラックスしたい ・スキンケアを大事にしている ・乾燥肌 ・にきびが気になる | 『スキンローション(化粧水)』 無水エタノール5CCと、ミネラルウォーター45CCに、精油を3~4種類(最大合計15滴)をブレンドし、良く混ぜます。 | ラベンダー イランイラン ティーツリー ジャスミン 等 |
3.アロマオイルの使い方の注意事項
アロマオイルは比較的簡単に購入することができ、医師が処方する薬とは違って専門家の指導などはありませんが、使い方を誤ると逆に心身の不調に繋がりかねません。
以下のようなポイントをまとめましたので、是非参考にしていただき、注意点を守って楽しく快適に使いましょう。
①100%天然の精油を使いましょう。科学的に香りだけ似せて作られた合成油もたくさん出回っているので、購入する際は成分を確認しましょう。
②妊娠中の方には使うことができないものがあります。 カモミールやペパーミントなど、通経作用があると言われるいくつかの精油は、月経を促進する、つまり子宮の中のものを出す作用があるため、用いないことをお勧めしています。
③グレープフルーツやベルガモット、レモンなどの柑橘系果実の皮を圧搾して採った精油などには、光によって反応し、肌に刺激を与える成分(光毒性の成分)が含まれていることがあるため、塗布して日に当たることは避けましょう。
④トリートメントやローションなどのように肌に直接つける場合、精油によってブレンドできる濃度が決まっており、それを超えると炎症などのトラブルが起きることがあります。
⑤購入した精油は、直射日光が当たる場所や高温多湿になる場所は避け、温度や湿度が一定の冷暗所で保管しましょう。とくに高温多湿になる夏場は、冷蔵庫に保管すると品質の劣化が防げます。 精油にもよりますが、長くても1年以内を目処に使い切ると良いでしょう。
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